自己紹介

吹田市, 大阪府, Japan
私たちは一般財団法人梅研究会のスタッフです。 1978(昭和53)年の創立以来、梅肉エキスやすっぱい梅干など、梅のよさを一人でも多くの方に伝え、健康に役立ててもらたいたいとの思いで、梅の学術研究・啓発・普及に努めてまいりました。 これからも一層、皆様に健康になっていただけるような情報をお届けしてまいります。 http://www.umekenkyuukai.org/

2010年10月1日金曜日

よい塩梅

人間の味覚には、甘味、酸味、塩味、苦味、うま味のつがあります。

このうち、調味のうえでもっとも大切なのは塩味と酸味といわれています。

というのも、甘味、苦味、うま味は食べ物自体に含まれており、調理のために加えなくても、味わうことができるからです。

みそやしょうゆ、酢などがなかった時代、塩味はもっぱら海水で、酸味は梅の酸を利用していました。つまり塩と梅が調理の基本だったんです。

そこで、ほどよく調理することを「塩梅(あんばい)」というようになったわけです。

梅干をつくったときにできる梅酢には、梅の有効成分であるクエン酸などがたっぷり含まれていて、梅のさわやかな風味、酸味と塩味が特徴です。

魚や肉の臭み消し、料理の風味つけの他にも酢と塩を使って調理するような料理に、とても重宝です。

まさによい塩梅!

明日、明後日は梅研究会はお休みをいただきます。

どうぞよい週末をお過ごしください。

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