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吹田市, 大阪府, Japan
私たちは一般財団法人梅研究会のスタッフです。 1978(昭和53)年の創立以来、梅肉エキスやすっぱい梅干など、梅のよさを一人でも多くの方に伝え、健康に役立ててもらたいたいとの思いで、梅の学術研究・啓発・普及に努めてまいりました。 これからも一層、皆様に健康になっていただけるような情報をお届けしてまいります。 http://www.umekenkyuukai.org/

2015年7月8日水曜日

梅干のカビ処理について

梅仕事で梅干を漬けてからひと月ほど経ちました。
美味しそうな梅干が漬かっていて、完成が待ち遠しいです!

梅仕事でよくご質問いただくのが「梅干のカビについて」です。
漬けた梅干にカビが発生しても、きちんと処理すれば大丈夫!
今回のブログでは、カビ処理の方法をお伝えします。


道具
焼酎(適量)、清潔なガーゼ、なべ(陶製など金気のないもの)、ボウル

(1)重しをはずし、浮いているカビは箸などで取ってしまいます
   次にカビが広がらないように注意してガーゼを外します

※梅干を漬ける時には、必ず清潔なガーゼで梅の実を覆うようにしましょう
 ガーゼで覆うことで、梅の実に直接カビが生えることを防ぎます




(2)梅干と梅酢をわけて、梅干を焼酎で一粒ずつ洗います




(3)梅酢をこしてなべに入れます
   火にかけて沸騰させ、アクを取り除きます




(4)もう一度梅酢をこして、冷まします



(5)梅の実をいれていた樽を洗い、しっかり水気をふき取った後
   焼酎をしみ込ませた布やガーゼなどで樽をさっと拭きます
   梅の実を入れた後に、冷ました梅酢を注ぎ入れます  



(6)清潔なガーゼを全体を覆うように広げます。
   紙などで覆いとすると、カビ処理の終了です。





 

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