自己紹介

吹田市, 大阪府, Japan
私たちは一般財団法人梅研究会のスタッフです。 1978(昭和53)年の創立以来、梅肉エキスやすっぱい梅干など、梅のよさを一人でも多くの方に伝え、健康に役立ててもらたいたいとの思いで、梅の学術研究・啓発・普及に努めてまいりました。 これからも一層、皆様に健康になっていただけるような情報をお届けしてまいります。 http://www.umekenkyuukai.org/

2010年9月30日木曜日

梅の歴史

9月まで、猛暑日が続いていたのがうそのよう。
今日は冷たい雨がしとしと降っています。

Holly manさんのご主人様が結石のご経験があるということで、梅肉エキスをおすすめしたところ、またコメントを頂戴し、すでに梅丹(メイタン)をご愛飲とのことでした。

大変ご無礼をいたしました。また、ご愛飲ありがとうございます!

ご存知ない方もおられるかもしれませんのでご説明しておきますと、梅丹というのは、梅肉エキスをもち粉で固めて、粒状にしたものです。

梅肉エキスが、おもいっきりすっぱいので、すっぱいのが苦手という方におすすめしています。

梅をメイと読むのは、中国語読みです。

梅の原産国は中国で、梅の木が日本へもたらされたのは、3世紀ごろといわれています。

梅の原産国・中国に敬意を表し、梅研究会・理事長松本紘斉の父・初代松本紘斉が、1950年、梅肉エキスの粒に梅丹という名前をつけました。

梅の歴史については「梅百科」をお読みください。

こちらをクリックすると画面が狭く表示されてしまうので、上にある「梅百科」のバーをクリックしていただくと読みやすいです。





2010年9月29日水曜日

コメントありがとうございました

ヨッシーさん、Holly manさん、「からだ・キラリ!」お読みくださってありがとうございました。

結石は男性の病気というイメージがありますが、更年期以降の女性だと、結石の発病率は男性と同じくらいになります。

女性ホルモンが低下すると、血液中に大量のカルシウムが溶け出してしまいます。そのカルシウムが尿中で結石をつくります。また、女性ホルモン自体に結石ができるのを抑えるはたらきがあるため、更年期以降は、結石ができやすくなります。

結石は再発率の高い病気です。Holly manさん、ご主人様に梅肉エキスがおすすめですよ!

たばこの値上げ

いよいよ明後日、10月1日からたばこが値上がりします。

これをきっかけに禁煙を考えておられる方も多いと聞きます。

厚生労働省研究班の調査によれば、喫煙する人は、しない人より平均寿命が3.7年短いので、生涯医療費は3〜4%(40歳男性で約21万円)少ないということがわかりました。

ただし、1年間の平均医療費は、喫煙者のほうが高いことから、喫煙者は病気がちで、寿命が短いということになります。

また、受動喫煙が原因で肺がんや心臓病で死亡する成人は、国内で毎年約6800人に上るという推計も厚生労働省研究班から発表されています。

喫煙による医療費の問題は、本人だけの計算では済まされないことになります。

たばこ税による税収は約2兆円。たばこによる社会的損失額は1兆1406億円という試算から、5兆6000億円という試算まであるそうです。

また、値上げで消費が減るため、今回の改定で、2010年度のたばこ税収は前年度より減ると財務省はみているということです。

税収としてもこれ以上の期待が持てず、社会的損失も大きい。かつ、これだけ「体に悪い、悪い」という宣伝をしながら、なぜ、タバコが売られているのか、不思議な気がします。

2010年9月28日火曜日

「からだ・キラリ!」のページ更新しました。

ホームページの「からだ・キラリ!」を更新しました。
この世の物とは思えない痛みをともなう「結石」についてです。

痛みを知っている方も、知らない方も、ぜひお読みください!




足型測定

スポーツの秋です。

日頃から、ほとんど運動をしない私は、足腰の衰えが心配。
そこで、一念発起。ウォーキングを始めよう! 
まずは道具からと、靴を見に行きました。

足に負担をかけない靴が欲しいと、某スポーツメーカーのショップで足型測定。

方法は、足のポイント数ヵ所にシールを貼り、箱に片足ずつを入れて、10秒ほど計測するだけ。

足幅がかなり狭く、甲が低い。外反母趾の傾向あり。かかとの傾斜が、内側にかなり傾いていることがわかりました。

やっぱり傾いているんですね。私。

幅の広い靴を履くと、足が前にすべって、足指に負担がかかるので、かかとがぴったりの靴を選ぶこと。できれば、ベルトのある靴を選んで、足がすべらないようにするのがよいというアドバイスを受けました。

かねがね、ベルトや紐のある靴は、履くとき面倒なので、手や靴べらを使わなくても履ける甲の浅い靴をかかとをパカパカさせながら履いてましたから、これは私にとって大問題。

今後、靴を選ぶときは発想を転換しないと。

買ってしまったら、歩かないといけないことがプレッシャーになって、その日は測定だけで帰りました。

ちなみに、親指の骨の曲がった角度が15度以上だったら外反母趾で、治療の必要があります。

足型測定をしてくれるところがあれば、計測なさってはいかがでしょう。

2010年9月27日月曜日

頭こり

美容院で「頭がこってますね」といわれました。

頭は頭蓋骨に皮がはりついているだけだと思っていたので、頭がこることがあるなんて!

でも、頭にも薄い筋肉があり、頭も間違いなくこるのだそうです。

頭のこりが続くと、頭の筋肉の弾力が失われて、おでこがたるみ、まぶたが重くかぶるようになり、さらに目を開けづらくなり、顔全体のたるみにつながるということです。

最近まぶたが重いと感じていたのは、頭こりが原因だったのかも。
顔のたるみも歳のせいばかりにはしていられません。

対策としては、両手をグーに結び、指の面をおでこにあてて、顔の中心からこめかみにむけて、ぐるぐるまわす。

同じく両手をグーに結び、指の面をこめかみにあてて、頭に圧力をかけながら、ぐるぐるまわす。そして、まわしながら口をあぐあぐさせる。

などを行うとよいようです。


2010年9月24日金曜日

『梅家族』11月号のゲストは上野由岐子さん




本日、『梅家族』11月号を出稿しました。

11月号「松本紘斉の『梅家族』対談」のゲスト、女子ソフトボール・ピッチャーの上野由岐子さんは、北京オリンピックの金メダルを振り返って「自分は中学のころからオリンピックにあこがれて、オリンピックで金メダルをとることを目標にずっと努力してきたので、オリンピックは自分自身の夢舞台であるんですけど…自分のためだけだったらあんなにがんばれないです」「日本のエースであることは、プレッシャーではあるけれど、プレッシャーがあるからがんばれる」とおっしゃっていました。

詳しくは『梅家族』11月号をお読みください!


暑さ寒さも彼岸まで

「暑さ寒さも彼岸まで」のことばどおり、昨日の秋分の日は、前日までの猛暑から一転し、涼しい1日となりました。今日も薄手のジャケットが欲しいくらいです。
写真は、いつもコメントをお寄せくださる梅っこさんの手づくりみたらし団子。
メールで写真を送ってくださいました。
梅っこさんは、みたらし団子をお供えしてお月見をなさったそうです。
おいしそうです。

2010年9月23日木曜日

十五夜、十六夜

昨夜の十五夜の月です。

昨夜は雲の流れが早く、月は見えたり隠れたりしていました。
その後、雷をともなった嵐。
今日は十六夜(いざよい)の月。
いざよいというのは、ためらう、躊躇するという意味で、十五夜より少し月の出が遅いことから、十六夜を「いざよい」とよませたのだとか。
昔の人はなんとロマンティックなんでしょう。
この雨で、いっきに秋らしくなりました。

2010年9月22日水曜日

中秋の名月


今日は中秋の名月。
今日は11月号の締め切り日。
お月見団子や秋の花を買って帰るのを楽しみに、がんばります。

2010年9月21日火曜日

梅っこさん、コメントありがとうございます

梅っこさんは魚の食べ方がお上手なんですね。
そして、おばあさまは88歳でまだまだお元気とのこと。すばらしいですね。

日本の魚の消費量はどんどん減っているのですが、それは日本人が魚の味が嫌いになったわけじゃなくて、調理することや食べることが面倒だから食べないだけみたいなんです。

居酒屋さんでは焼き魚は看板メニューだし、回転寿司も大はやりだそうです。

でも、その国の食文化って家庭がメインですよね。このまま魚を食べないでいると、魚食文化って失われてしまう気がします。

たとえば、私が子どもの頃って、家庭でよくクジラを食べていて、給食にもしょちゅうクジラが出たんですよ。私はクジラの尾の身のステーキなどはご馳走だと思っていたんです。でも、クジラの肉を食べなくなって何年もたつと、今はクジラが食べ物だという実感がないんです。

子どもの頃、あんなに食べたのに、年月がたつと、こうなってしまうんですから、途切れるっていうことは、なくなるってことなんだろうなって思います。

がんばって魚料理つくろうと思います。

長寿は遺伝より環境

記録的な不漁が伝えられているサンマ。心配です。

昨日は敬老の日。国内最高齢(113歳10カ月)は佐賀県の長谷川チヨノさん。とてもおきれいな方でした!

よく「長寿の家系」「早死にの家系」などという言葉を耳にしますが、遺伝子が100%同じ一卵性双生児と、50%同じ二卵性双生児を100年にわたって調べたデンマークの研究によれば、寿命が遺伝要因に関わる割合は25%だそうです。

25%を多いとみるか、少ないとみるかは、それぞれですが、寿命が遺伝より環境や生活習慣に強い影響を受けることはまちがいありません。

11月号の『梅家族』の特集は、「どうなる?日本の魚食文化」です。
日本の長寿を支えてきた魚食文化が揺らいでいます。

どうして日本人は魚を食べなくなったのでしょうか。

詳しくは『梅家族』11月号をお楽しみに!

2010年9月17日金曜日

金メダリスト登場!


『梅家族』11月号巻頭カラーページの松本紘斉『梅家族』対談のゲストには、北京オリンピック・女子ソフトボール金メダリスト・上野由岐子さんが登場します。

対談は、上野さんが所属するチーム「ルネサス高崎」の本拠地・群馬県高崎市の半導体工場「ルネサステクノロジ」の応接室で行われました。


上越新幹線の高崎駅で、タクシードライバーに「ルネサステクノロジの正門の…」と行き先を告げようとしたら、「ルネ…」くらいで車は発車し、15分ほど走って当たり前のように目的地に連れていってくれました。

高崎市に居住したことのある義妹によれば、「ルネサス」は高崎市の観光名所みたいなもんだそうです。

金メダリストが何人もおられるのですから、当然ですね。

建物に入ると、玄関脇の事務所で、上野さんが仕事をされているのが見えました。
シーズン中は12時まで仕事をして、13時から18時まで5時間練習。

グラウンドもお住まいの寮も工場の敷地内。

ソフトボール一筋のストイックな生活をしておられることがわかりました。

現在、日本リーグの真っ最中。「ルネサス高崎」は12勝3敗の2位。上野さんの成績は8勝2敗。防御率は0.27の1位です。





2010年9月16日木曜日

稲刈り


梅研究会前の稲です。ますます首を垂れてきました。
稲刈りはそろそろかなと思いながら見ています。

稲刈りの時期を決める基準は
①出穂後、45日前後
②出穂後、積算気温
③籾(もみ)の黄化程度90%
などいくつかあるそうです。

この中の積算気温とは、出穂後の日平均気温を積算した値です。
この値が1000度から1200度くらいになった時が稲刈りの時期。
これを超えてしまうと茶米や胴割れする粒が急増するそうです。(gooお天気豆知識より)

とすると、今年は暑かったから、稲刈りは例年より早くなるということでしょうか。

ちなみに、日本で一番早い新米といわれているのが沖縄県の石垣島産の米で、6月中旬には出荷されるそうです。



2010年9月15日水曜日

秋の空

昨日、梅っこさんが「今年は秋がなく冬がやってくるという噂をききました」とコメントしてくださいました。

そ、そんな!!春夏秋冬の美しい四季を楽しめることが日本のよいところなのに!!

人情は薄れるし、モラルは低下するし、経済は傾くし、その上、気候もむちゃくちゃ過激になっていって、なんだか日本はどんどんいいとこなしになっていくような(急に悲観的)。

でも梅っこさん、空を見上げてください!

ここ2、3日、秋らしい高く広く青い空が広がっています。

夏の雲は、入道雲に代表されるように、底が低く大きく広がっているので、空が狭く見えるのに対して、秋の雲は、たとえばいわし雲のように高い位置に、整然と並んでいて、空が見える割合が多く、秋は空が高く広く見えるそうです。

加えて、夏の空気は水蒸気を多く含んでいるの
で、水蒸気が太陽光を散乱して空が白く見えます。

一方、秋の空気は乾燥していて水蒸気が少なく、太陽光は散乱しにくくなります。そのため、空気の透明度が高くなり、秋のすんだ空気の下では、空が一段と高く青く見えます。

梅っこさん、空は秋ですよ!

みなさんが見つけた“ちいさい秋”をお知らせいただけたらうれしいです。

この写真はイメージです!

2010年9月14日火曜日

秋の七草

ようやく秋らしくなってきました。
ススキの穂が揺れているのを通勤途中に見かけました。

ススキは「秋の七草」のひとつ。

「春の七草」は無病息災を願って「七草粥」として食べますが、「秋の七草」は観賞して楽しむ植物です。

現在一般に言われている「秋の七草」は、万葉の歌人、山上憶良(やまのうえのおくら)が詠んだ歌から、日本の秋を代表する草花として親しまれるようになったとされます。

秋の七草は「おすきなふくは?」と憶えるとよいそうです。
「お」がオミナエシ(女郎花)
「す」がススキ(芒)
「き」がキキョウ(桔梗)
「な」がナデシコ(撫子)
「ふ」がフジバカマ(藤袴)
「く」がクズ(葛)
「は」がハギ(萩)

「ハスキーなおふくろ」という語呂合わせもあるようですが、私は「おすきなふくは?」の方が素敵に思いますが…

ところで、万葉集に登場する花で一番多いのは、萩の141首です。

梅は萩に次いで多く、119首詠まれています。

2010年9月13日月曜日

髪の色が違うのは?

黒髪といわれる日本人の髪にも、真っ黒な人から、茶色っぽい人まで、さまざまな色があります。

欧米人だと、金髪やグレー、赤毛など、髪の色はバラエティーにとんでいます。

髪の色は「ユーメラニン」と「フェオメラニン」という2つの色素の配分によって決まり、ユーメラニンが強いと黒くなり、フェオメラニンが強いと赤や黄色になります。

科学的にはフェオメラニンが強く、黒髪を脱色するとまずユーメラニンが破壊されるために、髪色は赤からオレンジ、黄色に近づいていきます。

金髪の髪をもつ人は地球人口の1.8%。欧米では、すでに氷河期の終わりから金髪女性はもてたんだとか…

詳しくは『梅家族』10月号「からだのふしぎ」のページをお読みください!




2010年9月11日土曜日

『梅家族』10月号(2)

『梅家族』10月号の特集は「腰とひざの痛みを予防する」です。

腰やひざに限らず、体のあちらこちらの痛みは、姿勢が大きく関係しているようです。

簡単にいうと
姿勢が悪い→血液やリンパの流れが悪くなる→老廃物が溜まる→筋肉が硬くなって「こり」が起こる→さらに老廃物が神経を刺激して痛みが起こる→痛みをかばってますます姿勢が悪くなる
という流れになります。

まさに悪循環。

よい姿勢は、耳たぶからくるぶしが一直線になるようなイメージです。

下腹に力を入れてお尻を引き締めるのがポイント。

私はよく猫背といわれるので、気をつけようと思います。

詳しくは『梅家族』10月号をお読みくださいね!



2010年9月10日金曜日

米トレーサビリティ法

お米の話題です。10月から「米トレーサビリティ法」が施行されます。

トレーサビリティというのは履歴管理という意味で、「米トレーサビリティ法」は、米穀の取引記録の作成、記録の保存などを米の生産者や卸売りなどの事業者に義務付けるという法律です。

食の安全に関する問題が起きた際、早い段階で、事業者を特定し、商品を早く回収できるようにすることが目的です。

来年の7月からは、ファミリーレストランのライスやイタリアレストランのドリア、中華料理店の炒飯、回転寿司のすし飯、コンビニ弁当のご飯やおにぎりなども、すべて原料米の原産地表示が求められます。

レストランのメニューにも「国産米を使用しています」などと表記されることになるんですね。

2010年9月9日木曜日

コメントありがとうございました

クッキーハニーさん、コメントありがとうございました。
『梅家族』をお読みいただいているということで、重ねましてお礼申し上げます。

『梅家族』の対談にこんな方をゲストにどうかしらとか、こんな記事が読みたいとか、そういうご要望もぜひお寄せください。

これからも、みなさまに喜んでいただけるようがんばります!

2010年9月8日水曜日

『梅家族』10月号(1)

本日、『梅家族』10月号ができあがってきました。

以前にもお知らせしましたが、巻頭ページ「松本紘斉の『梅家族』対談」のゲストは、政治評論家の三宅久之さんです。

対談では田中角栄、中曽根康弘、小泉純一郎など歴代の首相をはじめ、政治家の話題続々!

三宅さんは田中角栄元首相のことを「功罪相半ばするというのは、あの人のためにあるようなことばですね」と評されています。

50年以上にわたって第一線で日本の政治を取材なさってきたジャーナリストの第一人者と松本理事長の対談をお楽しみください!



がん征圧月間(4)

台風9号が接近していますね。台風の進路にあたる地域のみなさまは、ご注意ください。

さて……私はお酒を飲んでも赤くならないタイプなんですが、みなさまはいかがですか。

お酒を飲むと顔が赤くなるのは、アルコールが分解されてできる「アセトアルデヒド」の仕業です。

アセトアルデヒドはアセトアルデヒド分解酵素によって分解されます。

この酵素を作る遺伝子は、両親から1つずつ受け取ることができます。両方の親から遺伝子を受け取った人はお酒を飲んでも、顔が赤くなりません。両親のどちらか1人から遺伝子を受け取った人は、赤くなりますが、慣れによってある程度お酒が飲めるようになります。両親のどちらからも遺伝子を受け取らなかった人は、まったくお酒が飲めません。

アルコールはそのものには毒性はありませんが、「アセトアルデヒド」には発がん性があります。

ですから、顔が赤くなるのに、慣れでお酒を飲んでいる人は、からだに発がん物質が残ることになり、赤くならない人と同じだけお酒を飲んだ場合、がんの危険性が高くなります。

食道がんのリスクは10倍にも!

真っ赤になりながら“慣れ”でお酒を飲んでいる方は、ご注意ください。

2010年9月7日火曜日

首を垂れた稲穂


10日ほど前は天に向かってピンと立っていた梅研究会前の田んぼの稲穂。今日はこんなに首を垂れていました。

昨日、大阪では今年に入ってからの猛暑日が29日に達し、記録を更新しましたが、それでも季節は進んでいます。

もうすぐおいしい新米の季節です。

でも、米の生産量は昭和35年度の1,286万トンから平成19年度の871万トンまで、415万トン、32%減少しています。

1人当たりの消費量は、昭和35年度の126キログラムから平成19年度の68キログラムに。減少率は46%です!

日本人はこんなに主食の米を食べなくなってしまったんですね。




2010年9月6日月曜日

コメントありがとうございます

梅っこさんから、G8サミット参加国中、がん死亡者が増えているのが日本だけなのは「日本の食生活が乱れているのでしょうか?」という疑問のコメントがありました。

現在日本人の食べ物で消費量が増えているのは、肉類や乳製品です。一方、野菜の消費量は最近の10年間で約1割も減少しました。

平成7年をさかいに、野菜の消費量はアメリカに抜かれています。アメリカ人といえばファストフードばかり食べてるイメージがありますが、そのアメリカ人より、日本人は野菜を食べていないんです!

そして、日本人に増えているがんは、前立腺がんや乳がんです。

肉を食べればコレステロールが上がり、コレステロールが上がれば、男性ホルモンや女性ホルモンが増えて前立腺がんや乳がんが増えます。

梅っこさんがおっしゃるように、食生活の影響って大きいですよね。

また宣伝になるのですが『梅家族』は、日本人の食生活の問題にも取り組んでいます。

興味のある方は、ぜひ読んでくださいね!

9月はがん征圧月間です(3)

厚生労働省が発表した2009年の人口動態統計によれば、死因の1位はがんで、前年から1142人増えて34万465人。死亡総数の30.1%を占めました。

がんによる男性の死亡者は横ばい。女性は1144人増えました。

ちょうど女性が増えた分だけ、がんの死亡者が増えたことになりますね。

G8サミット参加国中、がんの死亡者が増えているのは日本だけだそうです。

2010年9月4日土曜日

インフルエンザ対策に今から梅酢うがい

高病原性(強毒型)のH5N1型鳥インフルエンザが、インドネシアで豚に感染していたことを、9月2日、河岡義裕東大医科研教授らの研究チームが明らかにしました。一部のウイルスには、人に感染しやすくなるような変異も起きていました。

「高病原性」というのは、致死率が非常に高いという意味です。昨年流行した新型インフルエンザの病原性は、季節性のインフルエンザと同程度とされています。

豚は鳥と人の両方のインフルエンザウイルスに感染します。そのため、豚の体内で強毒型の鳥インフルが人に流行する新型に変異する恐れがあります。鳥のインフルエンザが、豚を介して、人間にも感染するようになるということです。

昨日は、多剤耐性菌の院内感染で9人が死亡したというニュースもありました。
感染症の予防は、手洗、うがいなどの基本対策につきるといいます。

梅研究会では、梅干をつけるときに青梅からでる梅酢でつくった「のど梅酢」のうがいをおすすめしています。

「のど梅酢」には梅の成分がたっぷり含まれていますし、お薬ではないので、長期的に使い続けても安心です!

2010年9月3日金曜日

コメントありがとうございます

梅っこさん、いつもコメントありがとうございます。

お父さん「おもちゃはだめだけど本はいくらでも買ってあげるから言いなさい!」って、いつもおっしゃってたんですね。きびしいけど、素敵なお父さんですねー。

ところで、昨日、図書館の掲示を見て知ったのですが、今年は「国民読書年」なんですね。

暑いとはいえ、読書の秋です。

梅っこさん!このブログを読んでくださっているみなさん!
おすすめの本をぜひ教えてください。

図書館へ行ってきました

まだ『梅家族』10月号は発行されていませんが、編集室は11月号に向けた作業に入っています。

昨日は図書館へ行き、10月号で使った本を返却し、予約していた本を借りました。

10月号の特集は「腰とひざの痛み」ですので、腰痛やひざ痛の資料をごっそり返却しました。

いつも、ひとつの病気の本を10冊もまとめて借りるので、図書館の窓口の人から「ご病気、大変ですね……」と思われているかも……などと、毎回、自意識過剰になります(たぶん窓口の方はいちいちそんなことは思わないでしょうけれど)。

でも実際、自分も家族も、いつどんな病気にかかるかわからないので、健康法や病気の知識をもつことはとても大切ですね!

2010年9月2日木曜日

健康増進普及月間(1)

月はがん征圧月間であるとともに、健康増進普及月間でもあります。

今年の健康増進普及月間の標語は「1に運動 2に食事 しっかり禁煙 最後にクスリ 〜健康寿命をのばしましょう〜」です。

健康寿命というのは、平均寿命から日常生活を大きく損ねる病気やけがの期間を差し引いたもので、「健康体で生活できる寿命」ということになります。

2004年の 世界保健機関(WHO)の報告によると、日本は世界一の健康寿命国となっており、健康寿命は男性が72.3歳、女性が77.7歳です。

2004年当時の日本の平均寿命は男性78.7歳、女性85.7歳ですから、その差が健康体ではない期間--不健康期間となります。

この男性6.4年、女性8年の不健康期間をできるだけ短くしたいというのはだれしもの願いです。

『梅家族』は、健康寿命を延ばし、不健康期間を短くするために、ぜひお読みいただきたい健康情報誌です!!


2010年9月1日水曜日

9月はがん征圧月間です(2)

厚生労働省の平成23年度政府予算に、子宮頸がんを予防するワクチン接種助成事業150億円の要求が盛り込まれました。

子宮頸がんは性交渉によるヒトパピローマウイルスの感染が主原因とされ、感染の可能性が少ない10代前半にワクチン接種することで予防が期待できます。

子宮頸がんは「予防できる唯一のがん」といわれていますが、日本では年間約15,000人が子宮頸がんを発症し、約3,500人が死亡しています。つまり、1日に約10人が亡くなっているということになります。

中でも若い女性の間で子宮頸がんは急増しており、20〜30代の女性に発症するがんの中で1位となっています。

助成がなければ、ワクチンの費用は4万〜5万円と高額ですから、一刻も早く助成が実現してほしいものです。

ただし、一定の年齢をすぎると、すでにヒトパピローマウイルスに感染している可能性もあるため、子宮頸がん検診を受けることが子宮頸がんの予防につながります。

20歳をすぎたら、毎年子宮がん検診を受けることが大切です。

9月はがん征圧月間です(1)

まだまだ暑いですが、今日から9月ですね。
9月は財団法人・日本対がん協会が定める「がん征圧月間」です。
『梅家族』9月号は「がん征圧月間」にちなんで、毎年、がんを特集しています。

ホームページの「からだ・キラリ!」もあわせてお読みくださいね!