自己紹介

吹田市, 大阪府, Japan
私たちは一般財団法人梅研究会のスタッフです。 1978(昭和53)年の創立以来、梅肉エキスやすっぱい梅干など、梅のよさを一人でも多くの方に伝え、健康に役立ててもらたいたいとの思いで、梅の学術研究・啓発・普及に努めてまいりました。 これからも一層、皆様に健康になっていただけるような情報をお届けしてまいります。 http://www.umekenkyuukai.org/

2010年10月15日金曜日

トリカブト


「フラワーアレンジメント倶楽部」の講師・のせひろこ先生が、ハナトリカブトを1本くださいました。「トリカブト!!ど、毒草じゃないんですか??」と、思わずのけぞってしまいました。

トリカブトを漢字で書くと「鳥兜」。鳥兜というのは、舞楽のとき、楽人・舞手の被り物のことだそうです。なるほど、紫の小さな花は舞楽を知らなくてもそれらしき形をしています。

英名はヘルメットフラワー。人の考えることって、洋の東西を問わず同じなんですね。

根は天然の物ではフグに次ぐ猛毒で、太古の昔から毒矢に使われ、古代ギリシャ・ローマでは、気に入らない妻や夫を殺す手段としてよくつかわれていたとか…

日本では四谷怪談のお岩さんの毒、江戸時代の医師・華岡青洲が世界で初めての鎮痛麻酔薬「通仙散(つうせんさん)」に配合したことで知られています。

ごらんのとおりとっても可憐な花なのですが、根ほどではないにしても、全体に毒が含まれているということです。

だれかに毒を盛ろうなんてことは、生まれてこの方、考えたこともありませんが……

家にあるだけで、ちょっとドキドキしています

1 件のコメント:

  1. 怖い!!怖い!!でも、写真でみると素敵かも?

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