イチョウ並木を歩いていたら、ギンナンの臭いがしました。あの独特の臭いは、低級脂肪酸(へプタン酸や酪酸)の臭いだそうです。
茶碗蒸しのギンナンはおいしいけれど、道に落ちているギンナンを踏んでしまうと、後が悲惨です。以前、知人がギンナン拾いをして、みごとにかぶれていました。全身パンパンで真っ赤でした。かぶれの原因はギンコール酸という物質だそうです。イチョウは桁違いに生命力の強い樹で、排気ガスにさらされたり、アスファルトの間の固い地面に植えられたりと、過酷な環境のなかでも、枯れることがほとんどないので、街路樹に選ばれることが多かったのだそうです。
私は拾ったことはないのですが、臭いとよくききます。
返信削除かぶれたりもするんですか。
食べたらおいしいのに。