写真は、梅研究会のすぐ近くにある大阪府立摂津高校のフェンスぞいに植えられている夾竹桃(きょうちくとう)です。学園町というだけあって、梅研究会の前には小学校、中学校、高校が並んでいます。
夾竹桃はインドで生まれて、中近東方面の暑い地方に生育している植物だそうです。どうりで、連日の猛暑にも元気、元気。葉は幅の狭い竹の葉に似ており、花は桃の花に似ていることから、「夾竹桃」と名づけられたんだとか。
大気汚染に強く、挿し木でも簡単に増やすことができて、その上、100日以上も美しい花を咲かせます。
子どもの頃「キョウチクトウは毒があるから触らないように」といわれたものですが、花、葉、枝、根、果実のすべての部分に毒性があります。フランスでは、夾竹桃の枝をバーベキューの串に使って7人が死亡した例もあるそうです。
どこにでもあるけでど、タフで、きれいで、毒があって……ちょっと魅力的ですね。
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