今日の梅研究会の梅。
氷の花が咲きました。
『梅家族』にエッセイ連載中の青木奈緒さんは、明治の文豪・幸田露伴のひ孫にあたる方です。
その露伴先生が「花のいろいろ」のなかで、梅のことを「梅は野にありても山にありても、小川のほとりにありても荒磯の隅にありても、ただおのれの花の美しく清きのみならず、あたりのさまをさへ床しきかたに見さするものなり」と書いておられます。
(梅は野や山や、小川のほとり荒磯の隅に咲いていても、梅自身が美しく清いだけでなく、あたりの様子までゆかしいものにしてしまう)
さらに、露伴先生は、梅の嫌いな男は下僕でも堪えられないとまで断言されています。
かなりの梅好きでいらしたんですね。
インフルエンザが流行入りしました。年の瀬の忙しいころですが、お体お大事になさってください。
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