スタッフの一人が食べた今年の松茸です。いただきものだそうです。
30年で最大の豊作ともいわれる今年の松茸。
例年の半値程度で売られているとか…
松茸の生育には秋の地中の温度が上下せずに一定に下がり、雨も定期的に降ることが重要で、今年の天候は双方の条件を満たしているということです。
この数十年、松茸の収穫が激減したのは、マツノザイセンチュウ病で松茸の生息地であるアカマツ林面積が減少し、残されたアカマツ林も広葉樹との競争に敗れて、元気のあるアカマツが非常に少なくなってしまったからといわれています。
日本人と松茸の関わりは古く、岡山市の弥生時代に百間(ひゃっけん)川・兼基(かねもと)遺跡からは、松茸を模した「土人形」が出土しています。
万葉集には「芳(たけ)を詠(よ)む」という前書きで「高松のこの峰も狹(せ)に笠(かさ)たてて満ち盛りたる秋の香のよさ」という歌があります。高圓山(たかまとやま)にも狭いほどかさを立てて、いっぱいに満ちている松茸の香りのよさよ、といった意味です。
(参考・紀伊民報)
韓国の報道機関からは「松茸への日本人の愛着は他の追従を許さない」「(1200年前の万葉集に詠まれるなどの歴史からして)日本人の松茸への愛はすでに遺伝子に刻印されている」ともいわれているそうですが、6年ほど前に韓国に社員旅行へ行った際の松茸にまつわる思い出があります。
日本語の上手な現地のガイドさんがある食事の前に、「みなさんの大〜〜好きな松茸を、思う存分召し上がっていただきます」というので、楽しみ食堂へ向かったところ、出てきたのはエリンギ。
「これ、エリンギじゃないですか」と聞くと「いっしょのようなもんです。私は同じだと思うけど」の一点張り。
私たち一行も松茸を食べに韓国に来たわけでもなく、エリンギも十分おいしかったので、とくに文句もいわず、「でも、松茸とエリンギは全然違うんだけどね」などとぶつぶつ言いながらエリンギを食べたのでした。
松茸が半値かー
返信削除松茸ご飯食べたいな。
エリンギと松茸は違いますよねー