梅研究会では梅仕事の勉強のために、毎年、梅干をつくっています。
今日は土用干しを行いました。真夏の太陽の下、塩漬けした梅を一粒一粒、丁寧にザルに並べていきます。
まず3時間ほど干し、ひっくり返して、また3時間ほど干します。
汗はダラダラ、肌はチリチリ、目はチカチカ。
暑いです。腰も痛い。膝も辛い。
土用干しは過酷きわまりない作業です。
でも、土用干しを行ったかどうかで、梅干の味は格段に変わります。
だから、どんなに辛かろうが、暑かろうが、土用干しを行うわけです(土用干しの利点は、「紘斉先生のヘルシーネット2009年7月16日分」に詳しい解説がありますので、そちらをご覧ください)。
すべては、おいしく、からだにいい、すっぱい梅干のために。
灼熱の太陽に照りつけられながらも、ただ静かに干されている梅干を見ていると、いとおしくなってしまいます。
この思いが、梅干の味をさらにおいしくさせるのでしょう。
できあがりが待ち遠しい限りです。
なお、土用干しは、炎天下での作業です。
熱中症にはくれぐれも注意して、作業を進めてください。
現在、発売中の『梅家族8月号』「松本紘斉の梅で元気!」では、熱中症を詳しく取り上げています。こちらもあわせてご覧ください。(O)
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