本日は『梅家族』の「すぐできるほぐし体操(2009年7月号の記事をご覧いただけます)」でご指導いただいている加藤和美先生にお話をおうかがいしました。
加藤先生は、大阪市内各所で中高年向けの体操教室を開いておられます。
教室は定員空きの順番待ちがでるほどの人気ぶりだそうです。
人気のヒミツは先生の気さくなお人柄。
先生はいつも笑顔を絶やさず、生徒さん一人ひとりとのコミュニケーションを大切にされ、握手やハグを欠かしません。
生徒のみなさんはいつも、「先生から元気をもらった」と笑顔で教室をあとにされるそうです。
先生からお話をうかがっていると、私自身も体に力がみなぎってきました。
お話だけで、これほどの影響力があるのですから、スキンシップがあれば、なおさらでしょう。
生徒のみなさんのお気持ちがよくわかります。
先生は休日もほとんど休むことなく、所属するママさんバレーで練習に励みつつ、一方ではバレー大会の運営ボランティアとしても忙しく活動なさっています。
何事にも一生懸命で、元気のかたまりのような方です。
元気の源はなんなのでしょうか。
それはスーパー銭湯。
時間をみつけては通い、体を冷やさないように注意されているそうです。
そして、「毎日20粒の梅丹も欠かしません」とのこと。
「でも、いちばんの元気の源は、教室に来てくださる生徒さんの存在です。元気をもらっているのは、むしろ私の方です」
そうおっしゃる先生のお顔を拝見すると、いっそう晴れやかな表情をなさっていました。
生徒さんたちのお顔を思い浮かべられたのでしょう。
元気をわけて元気をもらう。
自分のことを振り返ると、人からもらった元気を、自分だけで消費してしまっているように思います。
それでは、元気をくださった方もやがて疲弊してしまうかもしれません。
地球環境を考えたリサイクルも大切ですが、笑顔と元気のリサイクルの重要さを痛感しました。 (O)
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